UG_07’s diary

日々の生活で思ったことや気づいたことをまとめています。

【日記】漫才作家 久馬歩について

 こんにちは。UGです。

 GWからの2日勤務からの2連休でわりかしのんびりできています。

 

 ・・・佐藤隼輔、達孝太、小園健太、阪口樂、吉野創士。覚えていますよ。(本当は昨日の日記からコピペ)

 新入社員のころは休日もとにかく仕事、仕事、(仕事に関連する)勉強で1年中頭の中が仕事関係のもので満たされていたのに、変わったなあと思います。ただ、ワークライフのライフの部分に時間を使える気持ちの余裕がでてきたのはすごくいいことだと思っています。

 自分はあまり趣味がないので、多趣味の人は脳の構造や育った環境が全く違うんだろうな、と思っています。あまり自分に自信が持てないのはこのあたりの中身のなさなんだろうなー。中身のなさ、という点では盛ったプリクラ写真とか、アマゾンの過剰包装と同じです。・・・なんかいい例えないかな。

 

 さて、今日の話題は脚本家、兼漫才作家、兼元漫才師の久馬歩氏についてです。

 昨日たまたま見た「やすとものいたって真剣です」にゲストとして登場していました。やすとも~は、TVer見ているとたまにCMとして番組の宣伝が流れていて、芸人の普段見せない本音の部分を真面目に掘り下げている番組みたいで面白そうだなー、と思っていたので昨日初めて見てみました。

 久馬氏は「なだぎ武」とかも入っていた複数人のお笑いユニット(ザ・プラン9)のリーダーです。ザ・プラン9は2001年に結成されたユニットで、主に演劇のようなコントを持ちネタにしています。結成されてからしばらくしてユニットのメンバーがそれぞれピン芸人として売れ出したときに、「何か自分でできることはないか」と考えて、元々書くのが好きだったお笑いの脚本を他の芸人さんのためにも書いて提供することを始めたそうです。書いて提供した脚本がいろいろなところでウケることで、だんだんと久馬氏の脚本も評判になり、それにつれて徐々に脚本を書く仕事が増えてお笑い芸人から脚本家兼漫才作家になっていったそう。

 MCのやすともからすると、他人のためにお笑いを書く、というのは自分が笑いをとって売れたい芸人からすると、考えられないのだと言っていました。面白いネタを思いついたら自分でやりたい、っていうのは少しわかる気がする。ただ、その人にあったネタを作る、というのが久馬氏にとってはとにかく面白いらしく、自分のユニットのイメージではできないお笑いをふさわしい人にやってもらうのが楽しいそうです。

 とにかく漫才脚本を書くのが速く、常に2~3の仕事を抱えていて、ちょっとした隙間時間に書き上げてしまうそう。そして、本番では芸人のアドリブによるちょっとしたストーリーの変化にも合わせてその場で台本を修正して話が通るようにしてしまうそうです。

 おそらく、「久馬歩って誰?」という人が大半のはず。番組では売れない芸人から中堅どころまでの芸人から絶大な信頼を得ているのが感じられ、あまり目立たないけど影でお笑いを支えている裏方の職人、という感じがしてとてもカッコよかったです。表情も柔和な笑顔が多く、頼られそうだなー、という感じ。

 ものすごく忙しいようですが、とても楽しそうにしていたのが印象的でした。おそらく、趣味が仕事に、仕事が趣味になっているのでしょう。

 

 多趣味の人はうらやましい、という話をこの日記の冒頭にしていましたが、仕事が趣味でも一つの大きな形として成果を出し続けて、周りからもそれで尊敬され、自分もそれで楽しみ続けられるなら、そういう人生もいいな、と思った瞬間でした。

 

ではまた明日。