【日記】フグレンASAKUSA【コーヒー】
こんにちは、UGです。
今日は一日曇り空で過ごしやすい天気でしたね。外に出ると半袖の人が多くて夏が近づいてきたなと実感します。
さて、今日はノルウェー発のスペシャルティコーヒーのお店であるフグレンASAKUSAに行ってきたのでその紹介です。
見た目はおしゃれな喫茶店という雰囲気ですが、なにぶん立地が浅草なので、客層は観光客がメインでハイソな感じはなく、とても入りやすいです。
内観はこんな感じ。
北欧テイストな木材メインの内装で、ゆったりとした空間が確保されていてとても過ごしやすい雰囲気でした。写真の中のらせん階段をのぼると2Fにもスペースがあります。
さて、このフグレンさんの特徴は、ノルウェーのオスロで確立された浅煎りの焙煎方法(ノルディックロースト)で焙煎された、果実のような風味や花のような香りのコーヒーだそうです。コーヒー好きな人のために、テイスティングフライトという通常のフィルターコーヒーとフレンチプレス、エスプレッソの3種の飲み比べができるサービスをやっていたので、今回はこちらを注文しました。豆はそれぞれ以下です。
・エスプレッソ:ペルーのラスコルメナス
フレンチプレスは豆を選べるのですが、同じ豆で淹れ方の違いを楽しむことができるのもこのテイスティングフライトの醍醐味です。
ホンジュラスのコーヒーってあんまり聞いたことがなかったのですが、コーヒー豆の生産量は世界6位、中米では1位なんだとか。浅煎りがおすすめの豆らしく、ノルディックローストとの相性はすごくよさそうですね。
注文すると、その場ですぐにエスプレッソと炭酸水をもらえます。炭酸水はテイスティング用に口をきれいにするためだとか。
スプーンで少しかき混ぜて香りを立たせ、さっそく一口いただきます。
味は、濃厚な南国の酸味のある完熟ベリーを口に含んだよう。ジューシー、と言いたくなるような、でもちょっと違うような。後味や舌に残る濃厚な舌触りはベリーフレーバーのチョコレートのようです。エスプレッソ、と聞いて想像する苦味とコクとは全くの別物で、目をつぶって飲んだら、ほのかな甘み素材の味を生かした高級なベリーチョコレート、と言っても信じてしまいそうな感じです。
店員さんはりんごっぽい酸味があるエスプレッソですよー、と言っていましたが、私の中ではりんごとチョコレートはあまり結びつくイメージがないので、やっぱりベリー系の酸味だと思いました。
さて、店員さんと少しお話をしている間に、フレンチプレスとフィルターコーヒーが出てきました。
フレンチプレスの方が少し明るい茶色系の色、フィルターコーヒーの方がより濃い茶色ですね。ただ、普通の黒いコーヒーとは色合いは全然違います。
さて、フレンチプレスの方から飲んでみます。
・・・複雑な味で、これまであまり飲んだことがない風味ですね。自分の味のデータベースの中にはうまい表現がちょっと見当たらないです。木の実、木の皮を煎じて作った健康茶、みたいな?わずかな酸味と、でもやっぱりわずかなチョコレート感のあるボディがあるので、お茶ではないですね。後味の鼻に抜ける感じはなんだろう、ちょっとキノコ茶っぽい感じ?キノコ茶に無糖のカカオのエッセンス部分だけを上手く混ぜたらこんな感じの後味になりそうな気が、、、する??
ホンジュラスのエルパンタナルのフレンチプレスの味、としか表現のしようがないですね、これ。深みのある味わいで、すごく面白い。また飲みたい、と思わせる味。
おいしいか、という点でいえば確かにおいしい。が、面白い、という表現の方がよりふさわしい気がする。面白い味です。笑 そして、なぜだかものすごく健康にいい感じがします。笑
次に、フィルターコーヒーの方を飲んでみます。
こちらはフレンチプレスよりも酸味が増して、よりコーヒーらしい味ですね。フレンチプレスの方はいい意味で頭が???となってしまう味でしたが、こちらはよりコーヒーの味がします。木の皮よりももう少しクセが増して、樽みたいな風味ですかね。ベリー系の酸味だが、嫌な酸っぱさはなく、まろやかでほどよい酸味がある感じ。後味はとてもクリアで、舌に残る感じもなく、酸味系の高級なコーヒー、という感じでした。順当においしいコーヒーですね。
りなみに、フグレンの説明カードでは、レッドベリー、コンプレックス、フローラル、ダークチョコレート、キャラメルだそう。コンプレックスって何ぞ、という気がしますが、木の実のような、木の皮のような、キノコのような風味をコンプレックスと表現しているのかもしれません。
店内は落ち着いていてとてもくつろげます。浅草観光の一休みに使うには最適な喫茶店だと思います。みなさんも機会があればぜひ。
それではまた明日。